ニュース&トピックス

信州フォレストワークの最新ニュースや活動の様子をお伝えします。

第5回 山仕事体験講座を開催しました

11月7日。今回も総勢40名を超すほど多数のご参加をいただきました。
座学を行ってから間伐施業地へ移動し、密度管理の方法を実際に行い
どの位混んでいるのか調査しました。
それから3班に分かれて、間伐体験として実際に木を伐倒しました。
倒す前の周囲整理や安全確認、倒れる時の退避行動などをきちんと行い、
伐倒した材の枝払い・玉切り・揃えまで一連の作業を体験しました。
倒れるときの迫力に驚きながら、思った方向に木が倒れると思わず拍手で、
森がきれいになっていくことに充実感を感じたと思います。
午後のオプションは、石窯を使ったパン作りと薪の調達です。
最後にパンとコーヒーをいただきながら、家族単位で自己紹介や感想を言ってもらい、
すっかり紅葉した森の中での楽しい活動が無事終了しました。

第4回 山仕事体験講座を開催しました

10月25日初冠雪の北アルプスが白く輝く晴天に恵まれました。
30名(20家族)の参加で、森もり館の前庭にイスやテーブルを並べ、
始めの式の後、座学開始です。

外部講師による、チェーンソーの使い方とメンテナンスの話です。

チェーンソーの種類や構造など基本的な話から始まって、
使い方や注意点など豊富な経験を交えて熱心にお話いただきました。
参加者も興味深く聞きながら、いくつか質問をしながら疑問点等を理解していました。
最後の砥ぎ方の説明では、近くに集まって覗き込んで聞いておりました。
座学の後は、実際に体験するため砥ぎの実習と実際に玉切りして、新品のものと
手入れ不足のものを比較したりして、砥ぎの大切さを実感しました。

お昼をはさんで午後のオプションです。
じゃがいもを洗い、釜戸で火を焚いてセイロで蒸かしました。
蒸かしたじゃがいもに、バターや辛味噌などをトッピングしてアルミにつつんで
七輪で焼いていただきました。熱々のじゃがいもがとろける味がとても美味しかったです。
参加者のみなさんの感想は、
なかなかこのような機会がなかったので良い体験になった。
澄んだ空気と美しい景観の中で活動できて楽しかった、
またぜひ来て続きを体験したい。
などなどとても好評でした。

平成27年度みどりの少年団長野地区交流集会

7月30日曇りから晴れの蒸し暑い日、小川村大洞高原で240名が参加し開催されました。

信州フォレストワークは長野地方事務所と協働で、大会の運営(活動プログラム)を担っており、スタッフ18名で楽しい交流集会ができました。

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第3回 山仕事体験講座を開催しました

6月7日。この日も爽やかに晴れ渡り、北アルプスがきれいに見える好天に恵まれました。今回初参加の方は2名おりましたが、他の方は何回か参加されている常連の方が多く、参加者通しで知り合いになっており、和気あいあいとした活動になりました。

5月に植樹した桜と数年前に植えた桜の下草刈りを4班に分かれて行いました。
1m以上に草が伸びて、草の中に苗木が埋もれている所もありました。苗木の周囲の草を鎌で刈ったり、クズがからんでいるので剪定鋏で切ってツルを取り除いたりしました。
青空の元、爽やかな汗が心地よく達成感を感じられた活動でした。

今年2回目の下刈りでしたが、以前に比べススキが少なくなり、桑も細い
枝だけになってきて刈りやすくなってきました。あとはクズの株を絶やすような工夫が必要です。やっぱりヤギさんにお願いするしかないかな?

午後のオプションは、草餅つくりを行いました。
棚田で作ったもち米と小豆、近くで採ったヨモギを冷凍しておいたので、それを使いました。もち米をセイロで蒸かし、臼と杵でついて餅にし、中に餡を入れて黄粉でまぶして出来上がりです。美味しく本物の草餅に大満足!




 

第2回 山仕事体験講座を開催しました

 連日の晴天でアルプスがきれいに見え、これで本日のイベントは80%成功です。予想外の多数参加のため、急きょリボンで班分けをはっきりさせて、お子さま連れのご家族が多いので、子供のペースに合わせてゆっくり歩きました。

 周りの景色や森の様子を眺めながら、途中タラの芽や食べられる野草(特に天ぷらに向いたもの)を採取しました。
今回の古道歩きの目的の1つに、道標設置があり、設置ポイントに杭を打って、看板を取り付けました。

 アルプス展望広場の景観が美しく、木陰で涼しいので、ここで昼食としました。ゆっくりお昼を食べながら展望を楽しんだあと、1時30分には全員森もり館に到着です。

皆が採ってきた野草をテーブルに広げて、種類毎に分け野草の説明をしてから、七輪で炭をおこし、班毎に天ぷらをして春の味を堪能しました。

第1回 山仕事体験講座を開催

前日までの雨が上がり、当日は曇りと絶好の植樹日和。まずはオリエンテーションで苗木の植え方を説明し、植樹の方法を学びます。

あらかじめ竹を刺してある場所に、各班のみんなで協力して苗木を植えていきます。苗木は2m以上もあって根株も大きく、坂道を運ぶのは結構大変でした。

小さな子どもは覚えていないかもしれませんが、何年か経って大きくなった桜の木を見る機会があれば、自分たちで植えた桜に愛着を持ってくれるでしょうし、とても良い体験になったのではないでしょうか。

午後はオプション企画。棚田でつくったお米を釜戸で炊き、特製のおだんごを各自で作った竹ぐしに刺し、おき火で焼くというもの。子ども達も大人顔負けで大きなお団子をおいしそうに食べて満足そうでした。

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