ニュース&トピックス

信州フォレストワークの最新ニュースや活動の様子をお伝えします。

松ヶ丘小学校にて裏プロ進行中

 松ヶ丘小学校の裏山プロジェクトが進行中です。
 6月には裏山を散策し伐倒見学、その後森の木でクラフトをつくりました。
 7月にはナイトハイクを実施。夜の森に入りクワガタやカブトムシをみんなで探しました。

[caption id="attachment_3535" align="alignright" width="360"] 第1展望台にて[/caption] [caption id="attachment_3537" align="alignright" width="360"] アクセサリーつくり[/caption] [caption id="attachment_3538" align="alignright" width="360"] ナイトハイクにて[/caption]

高原学校への出前講座大忙し!

 今年はコロナ明けという事もあり高原学校への出前講座が多いです。
 6月の浅川小学校を皮切りに、7月緑ヶ丘小学校、南部小学校 9月城東小学校、吉田小学校、城山小学校と続きます。

[caption id="attachment_3547" align="alignright" width="360"] 緑ヶ丘小学校[/caption] [caption id="attachment_3548" align="alignright" width="360"] 小枝を上手に使って[/caption]

信州環境フェア参加 コープからの贈呈式に阿部理事長参加

 今年も信州環境フェアに参加してコープ長野より協力金授与式に阿部理事長が参加しました。
 例年通りクラフト教室を開催しコマやアクセサリー作りに20組以上の親子が参加しました。
 忙しかったけど楽しかったです。

[caption id="attachment_3552" align="alignright" width="360"] コープ長野のテントでクラフト教室[/caption]

雨の中、緑の少年団交流集会

 7月30日 今年も飯綱一の鳥居に緑の少年団が結集し、交流集会が行われました。
 ゲーム、ツリーウォッチング、クラフトに取り組みました。
 雨で一部の体験ができなかったのが残念でしたが、子供も大人も頑張りました!

[caption id="attachment_3557" align="alignright" width="360"] 開会式[/caption] [caption id="attachment_3558" align="alignright" width="360"] 薪積み競争[/caption] [caption id="attachment_3559" align="alignright" width="270"] ツリーウォッチング[/caption]

第2回森カフェ 開催しました!

MCJぜんどこの森カフェ2回目は、6月8日に開催しました。屋台村さながらの焚き火で楽しい食を楽しみました。見た目も楽しいポップコーンやさん、かりかり皮のたい焼き屋、杉の板の燻製屋、ジビエの焼肉屋、あべかわ餅や。また、グリーンウッドワークに没頭の1日を楽しむ人。森の中をす〜っと吹き抜ける緑の風と淹れたてのコーヒーの香り、カモミールティーと焚火のにおいに癒された1日でした。次回は自分の時間を楽しみたいと思っています。

ぜんどこで宮川プロに特伐をしていただきました

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 ぜんどこMCJの森は、まさに「ザ・荒廃森林」という感じで、アナコンダのような太いツルが縦横無尽に木々を絡みつけています。令和5年度事業でツル切りはほとんど終わっているので、今年の秋にツルが枯れていれば本格的な伐採を開始できます。ただし、森カフェなどのイベントを開催する際に危険となる枯れ木などは、なるべく早めに除去したいところですが、作業メンバーの力だけではどうにもならない箇所が2か所ありました。そこで、宮川功さんに特殊伐採をお願いしました。
 まず、4本の落葉松が太いツルで絡み合い、その内真ん中の一本は上から1/3程で折れてツルでぶら下がっている枯れ木というケースです。宮川さんは一番太い落葉松のかなり上のほうに見事なスローイングの技でロープを掛け、あっと言う間に登っていきます。その落葉松に絡んだツルを切った後、ターザンのようにほかの落葉松にブランコ状態で飛び移り、次々にツルを切っていき、さらには折れてぶら下がっていた部分も切り落としてしまいました。さすがに一本の木にぶら下がったままですべて処理するとは思っていなかったので、我々見学者?は口をあんぐり状態。お見事というほかありません。
 ついでに?もう一本、木登りでのツル切りをしていただいた後、午後は太い枯れた桜3本が太いツルで絡み合っているケースの処理です。事前に平日メンバーだけで高枝ノコなどを使い、真ん中の一本をツルから何とか解き放ち抜倒できていたので、残り2本が複数のツルで絡まっている状況です。宮川さんの提案で、桜2本の間のツルを束ねるようにロープを掛けウインチで引っ張ってみました。最初は幹がしなってしまい上手くいきませんでしたが、ロープをかけ直して再トライすると徐々にツルが引きちぎられていき、最後には引きずり下ろすことに成功しました。ウインチという強力な武器を得たことで、特伐の技術がなくても安全に高難易度のケースを処理できる方法が色々とあると、改めてわかりました。
 最後に、太くかつ偏心した広葉樹(クルミ)で、貫通できない短いガイドバーを使っての追いヅル切りの手本を見せてもらいました。受け口側から芯を抜き、左右のツルのバランス(残す量)で抜倒方向をコントロールするという、高等テクニックに一同感心。とても勉強になる一日でした。

宮川さんのホームページ:www.jyumokuya.com

令和6年4月4日 阿部克也