ニュース&トピックス

信州フォレストワークの最新ニュースや活動の様子をお伝えします。

豊野西小学校で竹のランタンを作ってもらいました

 11月6日、長野市立豊野西小学校の支援学級の生徒4名に竹のランタンづくりを体験してもらいました。この竹は学校周辺の竹林から伐採したものです。鬱蒼とした竹林でしたが、2年ほど前からこの竹林の整備を始め、竹の利用方法のひとつとして生徒にランタンづくりを毎年体験してもらっています。近年竹の利用が激減し、そのため始末に負えなくなった竹林が増えています。それらの背景を生徒達に知ってもらい、少しでも環境問題に関心を持ってもらいたいものです。
 竹ランタンは生徒たちがデザインした大中小の穴の位置にSFWスタッフがインパクトドライバーで穴開けを行います。中には穴開けをやってみたいと言う生徒もいました。やった後、「どうだった?」と聞くと「ちょっと怖かったけど、楽しかったよ」とのこと。少しヒヤヒヤしましたが、いい経験になったかな。穴開けが終わり、中にロウソクのようにゆらぐLEDランプを入れます。生徒と先生の「わー」と言う歓声を聞くことが出来ました。

コープながの様との里親契約を更新しました

 11月5日、長野県の「森林(もり)の里親促進事業」として生活協同組合コープながの様との里親契約のお披露目を行いました。場所は私たちの活動拠点である旧岩草分校の校庭と教室をお借りしました。本契約は2006年から続いており、当初は小川村の里山を活動エリアとしていましたが、17年が経過し一定の成果があったことから、七二会の岩草地域に活動エリアを移したため、これに伴って里親契約の更新を行いました。また協力者として岩草を楽しむ会の滝澤会長にも契約に入って頂きました。
 ポカポカと過ごしやすい小春日和の中、契約書のお披露目と寄付金贈呈式を行い、その後「森の学校」として、異常気象と森林整備の大切さのお話を少しして、この地域で伐採したミズキを使ってウェルカムボードづくりをコープながのの組合員様に体験してもらいました。1時間ほどの短い時間でしたが、大人も子供も一生懸命に取り組み、それぞれ素敵なウェルカムボードが完成しました。

三本柳小学校の生徒に伐倒体験をしてもらいました

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 11月2日、長野市立三本柳小学校の5年生4クラスの皆さんに学校林の伐倒と玉切りを体験してもらいました。この学校林は1998年に開催された長野オリンピックのふるさとの森事業として植樹されたそうです。それから25年が経過し、毎年少しずつ間伐を行っており、その作業を生徒たちに体験してもらっています。追い口を生徒たちに入れてもらい、皆でロープを引っ張って伐倒します。太くなった木の追い口はちょっと苦戦しましたが、交代で頑張って見事に倒すことが出来ました。伐採した木は薄く玉切りしてコースターなどに使ってもらい、またクヌギは1mほどに玉切りしてシイタケのホダ木にします。今度はシイタケの駒打ちにチャレンジだね。

現状記録のため、ぜんどこの森を空撮しました

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 森林の整備によって森の姿はどう変わっていくのか定点観測を行います。そのひとつとして会員から提案のあった空撮画像を記録します。本日はその初回行いました。今後どんな風に変化するのか、させるのか、気持ちが引き締まります。

ぜんどこの森整備を始めました

 ぜんどこの森、整備作業のスタートです。除伐を進めるほどに森が明るくなり、展望が開けます。シンボルツリーの「ぜんどこけやき」からは槍ヶ岳が、その北側を除伐すると後立山連峰の仁科三山(爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳)がその雄姿を現しました。信州百名山のひとつ虫倉山の姿も美しいです。最後の写真は赤外線カメラで撮りました。この森のポテンシャルに感動してます。